モーツアルト レクイエム オーケストラ参加メンバー メッセージ
☆ ソプラノソリスト:星野 祐友香
とても短い期間でしたが、皆様のご協力のおかげで温かい空気に包まれ、会場の皆様と演奏者全体の気持ちが一体となり、素敵なレクイエムを奏でられたことをとても嬉しく思います。日本の方々にもきっと届けられたことでしょう!!
ハンガリーの方々の強いお気持ちがあったからこそ実現できたことなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ日本の現状は厳しいですが、また音楽を通して少しでも被災者の方々のお力になれれば嬉しいです。ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
☆ 合唱団ソプラノ参加 栗田 順子
国立合唱団に混じり、ソプラノに飛び入り参加させていただきました。遠い祖国で復興をがんばっている人たち、親族・友人をなくした被災者のことを想いながら歌ったレクイエムは、過去何度か歌ったものとは違う、特別な感情をこめて歌うことができました。
チャリティ・コンサートに携わった方々へ、感謝の気持ちをこめて。。。
☆ 合唱団バリトン参加 犀川 裕紀
出演者の皆様及び、関係者の皆様、この度は出演の機会を与えて下さり、ありがとうございました。前代未聞の大震災が発生した一報を聞き、映像を見た瞬間は、にわかには信じられない事態を目の前に、思わず絶句してしまいました。日本より遠く離れたこの地で、どうにか自分の小さな力でも何か出来る事は無いかと模索しておりましたがそれはなかなか難しく、歯痒く悔しい気持ちで一杯の中、今回の演奏会の知らせを聞きました。
私は合唱団の一員としての参加でしたが、練習中や本番前、ハンガリー国立合唱団の皆様が日本の震災や津波、原子力発電所の問題に関して質問して下さり、「家族は大丈夫であったか」、「他に自分達に出来る事があれば何でも言って欲しい」等の言葉をかけて下さり、とても感激致しました。演奏会には沢山のハンガリーの方々もいらっしゃっており、日本、ハンガリーの友好関係を今一度強く実感させられたと共に、これからもこの関係が長く続いて欲しいと強く感じます。
最後に、震災の被害に合われた皆様に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
☆ ヴァイオリン担当 山内 あずさ
日本人としてマーチャーシュ教会で演奏できた事を光栄に思います。私の生まれ育った日本では今、人々が大きな苦しみに耐え前に進もうと努力しています。日本を遠く離れた私も日本の困難な人々と心を一つにして演奏させて頂きました。音楽の力が希望と祈りを届け明日への光の道となるよう願っております。
ありがとうございました。
☆ チェロ首席担当 浜崎 佳恵
東日本大震災から約2ヶ月が経ちました。遠く離れたここハンガリーで私には何ができるだろうかと考えていたところ、追悼コンサートに参加させて頂き光栄でした。
普段からハンガリーの方々の温かみを感じて生活をしておりますが、震災後は先生をはじめ、友人知人、また知らない方までもが日本のこと、私の家族と友達について心配をしてくださりました。今回のコンサートを通じても、多くのハンガリー、他の国の方々が協力してくださり、人々の温かみや想いを感じ大変有難く思いました。
世界中が日本のために祈り、行動を起こしてくださっていると身にしみて感じています。そして、音楽にできること、自分にできることを深く考えました。
黙祷を捧げてくださったお客様、募金をしてくださった方、企画をしてくださった方、演奏をしてくださった方、皆様に感謝いたします。 |