短い練習期間の中で、みんな応援歌とダンスを覚えてきてくれました。応援練習の時、私が下級生に上手く伝えることができなかったり、体調を崩し声が出なかったりしたとき、中学部の人たちが代わってやってくれました。また、私が応援歌をある曲の替え歌でやることを伝えたら、「すすのちゃん、応援歌の原曲を探して聴いてくるね」と言ってくれる子がいて、とても嬉しかったです。こうやって、練習の段階から助け合ったり、協力・団結したりすることができたため、運動会当日は優勝することができました。たよりない団長だったけど、みんながついてきてくれたことがとても嬉しかったです。
 運動会の練習を通して学んだ「助け合うこと」「協力すること」は当たり前のことなのかもしれないけれど、団長という任務を経て、改めてその大切さに気づくことができました。今回学んだことを日々の学校生活にも生かしていきたいです。

紅組団長 柏 鈴乃(かしわ すずの)

 

 最初は、みんなに団長と呼ばれることに戸惑いました。私が本当に団長でいいのだろうかと不安でした。私を助けてくれたのは、白組の中学部のみんなと全力で声を出してこたえてくれた白組のみんなでした。練習では、少ない練習時間をロスさせてしまったり、うまく教えられなかったりしたけど、団員のみんなはしっかりとついてきてくれました。本番では、いつもは長いと感じていた白組の応援も、あっという間に終わってしまったように感じました。
 結果としては紅組に負けて市会ったけれど、「応援合戦は、白組の勝ちだったよ。」「声がよく出ていたね!」と言葉をかけてもらえて、団長という仕事をしてよかったと改めて思いました。
 今回の運動会を通して、「自分に向かないと思っていた仕事でも、挑戦すればきっとできる。これからはやる前から無理と言わずに、まず一歩前に踏み出してみよう」と考えることができるようになりました。

白組団長 川喜田 希(かわきた のぞみ)