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デブレツェン大学ハンガリー語学科
景山 靖子 |
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ハンガリー東部、第2の都市としても知られている学園都市、デブレツェン。そして隣国ルーマニアの国境からはわずか30キロほどの所に位置しています。デブレツェンは第2の都市といっても、ブダペストの雰囲気とはまた違っていて、ゆったりとした街です。中心街は道が大きく開けていて、美しい大きな黄色い教会やテラス席のあるレストランにカフェ、噴水やベンチが並んでいて、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。さらに自然がとても豊かで、デブレツェン大学のすぐ側に大きな自然公園があり人々の憩いの場でもあります。そして夜空を見上げればため息をつくほど星が美しい街です。 |
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私は2008年9月からおよそ1年間、ハンガリー語を学ぶためにここデブレツェンで暮らしています。そして現在デブレツェン大学にて、外国人のためのハンガリー語講座、そしてハンガリーの学生と一緒にハンガリー語専攻の授業を受けて勉強しています。日本を離れて、母国語以外でコミュニケーションをするのはなかなか大変ですが、私がここで何よりも楽しい!嬉しい!と感じることは沢山の人たちとの出会いです。ここデブレツェン大学は国際色が豊かで、世界各国から留学生が学びに来ています。例えば私のハンガリー語講座のクラスでは韓国、スロヴァキア、アメリカ、フィンランドからの学生がいます。 |
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また私は大学の寮で暮らしているのですが、その寮にも多くの留学生が暮らしています。もちろんハンガリーの学生も暮らしていて、毎日が異文化との触れ合い・驚きと感動に満ち溢れています。もちろん日本の文化との大きな違いに戸惑うことや、不安になることもありますが、たくさん経験していくうちに日本を出発する前より視野がぐっと広がった気がします。そんな環境の中で仲良くなった留学生やハンガリー人の友達との交流は私にとってとてもかけがえのないものになりました。お互いの国の料理を作り合ったり、旅行へ出かけたり、実家へおじゃましてハンガリーの家庭を直接体験したり・・そうしていく中で、今まで知らなかった異国の文化をリアルタイムで知ると同時に自分の国についても改めて見つめ直すことができるようになりました。残り少ないハンガリーでの留学生活を、思う存分楽しもうと思っています。 |
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