まず生活に必要な物がどこに売っているのか、その場所までの行き方など、今まで日本では当たり前のように出来ていたことに感謝を感じながらの毎日でした。さらに、時間観念がだいぶ違っていることに驚かされました。例えば電車やバスはいつ来るか分からない、入国管理局では大行列に並ぶことが当たり前など驚きの連続で、時間に対する日本の正確さを懐かしく思う日々でした。しかしやがて慣れてくるとそれがこの国の人々が持っている寛容さなのだと気づきました。そしてクラシック音楽も日本の感覚のように、特別な芸術ではなく、日常的な生活の一部として人々に親しまれている事を強く感じました。