この場を借りて宣伝させていただきたいのですが、私たちは「ニハハ・クラブ」という、日本人とハンガリー人の交流会のようなことをしています。不定期にしか行っていませんが、よかったら遊びにいらしてください。http://nihahaclub.exblog.jp/ |
また、昔からの夢に「絵本に関わる仕事をする」というものがありました。ハンガリー語と結びつけ、留学後、ハンガリーの児童書の翻訳を始めました。「こつこつ訳し続けて、おばあちゃんになってからでもいいから、いつか出版に至ったら嬉しいなぁ〜」と思っていたのですが、ハンガリーには実はすばらしい本がたくさんあり、これまでに「犬のラブダとまあるい花(原題Labdarozsa、冨山房インターナショナル)」「とんぼの島のいたずら子やぎ(原題A szitakot?k szigeten、偕成社)」「ふたごのベルとバル(原題Bertalan es Barnabas、のら書店)」の3冊を世に出していただくことができました。特に「とんぼの〜」はつい最近、厚生労働省関連の「児童福祉文化賞特別推薦」という賞をいただき(同賞を「崖の上のポニョ」も受賞)、単に「未知の国ハンガリーの絵本」という位置づけではなく内容をちゃんと見ていただいた上での受賞ということで大変嬉しかったです。 |
もともと、ハンガリーという国は実は自分で選んだわけではありませんでした。でもこの国には夢をかなえさせてもらい、それ以上の経験までさせてもらっています。「せっかく勉強しているんだから、一度見てきたらどうだ」と留学に送り出してくれた両親には感謝の思いがとても言い尽くせません。今後も自分の出来ることを精一杯やっていこうと思っています。 |