また、留学のおかげで日本語能が上達しました。留学前は日本語に自信がなくて日本人と話すのが苦手でしたが、帰国後初めてハンガリーに留学している日本人の留学生と仲良くなりました。ハンガリーに留学していた日本人の学生と友達になり、自分の国を紹介したり、1年間は一緒に色々遊んだりしていました。この1年間は私にとって第二留学のように感じていました。またまた最高に楽しかったです。しかし、1年間がまた終わって、離れるのもまた同じように寂しかったです。こんなに悲しくなるなら何で留学するだろうかと自分自身に聞きました。悲しくすることをやめた方がいいのですね。
それでも、私は留学をして良かったと思っているし、半年でもいいから、皆一度は留学を経験した方がいいと考えています。留学中は、自分の国と違う文化に、自分の考え方と違う考え方を持つ外国の人に出会い、世界が開けてくると思います。世界のこちらにもそちらにも友達がいることは中々いいことですよ。もし私が今から日本・ポーランド・韓国などに行くことになったら、そこには友達がいます。日本、ポーランド、中国、韓国、マレーシアからの友達がハンガリーに来たら、私は喜んで案内できます。折角だから、ハンガリー人の友達にも、私の留学中できた大切な友達を会わせることもできそうです。
留学前は日本語の授業も、英語の授業も受けたことがありませんでした。最初は政治学などの専門的な話を日本語で理解するのが難しかったですが、ちょっとずつ分かるようになりました。留学のおかげで、英語と日本語の能力がとても上がりました。また、私は高校を卒業した頃、メディアで働きたいという夢を持って大学に入りました。しかし、実際のメディアの世界は私の性格に合わないようです。この不安な気持ちで日本に飛び出しました。現代政策学部はカーロリ大学での専攻と違って、多くの知識を新たに収集しました。日本留学のおかげで本当にやりたいことも見つかることができました。帰国してから、ハンガリーで前に決めたメディア専攻から国際コミュニケーション専攻に変えました。今後は国際的な仕事に就き、日本とハンガリーを繋がる職を目指しています。留学というのはただ「外国で勉強する」ことだけではなく、経験や友達、そして夢をくれて人生を変える可能性を持つ大きなことだと思います。一度は皆に留学体験して欲しいです。 |