日本で気球がスタートしたのはおよそ40年前です。1960年代後半、安保闘争など当時の社会運動とは異なる思いを抱いた学生たちが中心になり、外国の小説や映画で知った熱気球を手作りし、飛ばしたのがスタートでした。その当時、活躍された方々が、今もまだ日本の熱気球界に健在で、みなさんの思いは、気球は自由の象徴で、法律に縛られる事なく、自分たちで秩序を保っていきたいというものです。
その点は、私もとても共感するものがあります。
しかし気球とはいえ、国際大会へ参加する選手も多くなり、また一般的な外交状況からみても、日本国内のみで通用するルールで、貫き通すのはなかなか難しい物があると感じています。
国際的にも受け入れられ、かつ、日本のこれまでの歩みをも尊重した免許、今後どうなるでしょうか。
さて、アメリカ大会では、準備段階で極めて困難な状況になりましたが、日本選手がはじめてトップ3に食い入る事ができました。
熱気球世界選手権、次回は2014年ブラジルです。 |