闘わない闘病記 (1) 佐藤 経明
2. 私は虎の門病院の名手の手で手術をうけたのだが、それに至る経過には大きな「波乱」があった。一旦、ある私立医大病院に入院したのだが、入院当日の夕方,強引に「退院」するという、余り例のない経過を経たのである。この間の経緯には「他山の石」として頂ける教訓なしとしないから、次号「その2」で詳しく述べることにしたい。